電車やバスの中の忘れ物でいちばん多いのが「傘」。
今も昔も、それは変わらないようです。

確かに、家を出たときは雨が降っていた、もしくは降りそうな雲行きだったのに、帰宅するときには降っていなかったりすると、ついつい傘の存在そのものを忘れてしまいます。

傘の忘れ物が多くなる原因の一つとして、「日本では傘が非常に安価」であることも挙げられます。
よくある透明ビニール傘はコンビニエンスストアで500円程度で手に入りますし、百円均一ショップで売られている傘にいたっては、なんと105円。
本当に、冗談みたいな値段です。
「失くしても、また買えばいいや」的な発想が、傘の迷子を増やしていえるとも言えるのです。

そして、似たような透明ビニール傘が日本全国に流通しているせいか、
「傘立てに置いておいた自分の傘がなくなった!」
という事態もよく起こります。
大人になると、いちいち傘に名前を書き込んだりする人もいないせいか、誰かが間違えて持っていってしまった、もしくは盗まれてしまったものと考えられます。

間違いや盗難を防ぐために、傘を購入する際は、一目で自分のものだとわかるようなデザインやカラーのものを選ぶことをお勧めします。
いっそのこと、傘泥棒が差して帰ることを躊躇するくらい個性的な傘がいいかもしれません。
傘立てに差さっているたくさんの傘から自分の傘を見つけるときも便利ですし、あまり見かけない高価な傘ほど不思議と盗まれないものです。

傘に愛着が湧けば、うっかり傘を忘れることもありませんから……。

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